第4話 「<パパ>はまだ?―<パ>は「まだ」―」
"Wala pa!" <ワラ 'パ> 「まだないよ」
<ナ>は「もう」でしたが、文法的に同じ種類の「まだ」は<パ>と言います。語順は同じですが、日本語と同じように、<ナコ>は、「もう~した。」<パコ>は、「まだ~していない。」という呼応になります。また、疑問文「あなたはまだ~ですか?」は、<カパ?>で終わります。
#paとnaの違い
"Wala pa." <ワラ 'パ> 「まだないよ」
"Wala na." <ワラ 'ナ> 「もうないよ」
"Indi pa." <インディ 'パ> 「まだです」
"Indi na." <インディ 'ナ> 「もういらないです」「もう気にしないです」
#肯定文『形容詞又は動詞+ナ+主語』の例文
"Busog pa kami" <ボゥ ソッg パ カ'ミ> 「(私たちは)まだお腹がいっぱいです。」
"Kapuy pa ko." <カポゥイ パ 'コ> 「まだ疲れています」
"Puli pa ko." <プーリッ パ 'コ> 「これからまだ家に帰ります(疲れていて帰りたくないけど、帰らなくてはいけません)。」
"Sako pa ko." <サーコ パ 'コ> 「まだしばらく忙しいです。」
#疑問文『形容詞又は動詞+主語+パ』の例文
"Busog ka pa?" <ボゥ ソッg カ 'パ> 「まだお腹いっぱい?」
"Kaon ka pa?" <カーオン カ 'パ> 「まだ食べるの?」
#単語の整理
・形容詞
sako 「忙しい」
・副詞
wala 「ない」(したことがあるない又はものがあるないの「ない」)
indi 「ない」(現在の動作や状態を否定する「ない」)/「嫌い」
ツアー中にレストランでよく見られる光景です。
"Busog ka na?" <ボソッg カ'ナ?>
"Indi pa. Kaon pa ko"<インディ 'パ、カーオン パ'コ!>
#注釈
注1:タイトルのダジャレは、京都弁風に発音してください。(標準語に直すと、「おお、(ここにいたのは)あなたでしたか、私もここにいたんだけど」)
注2:< >内は発音をカタカナで表したもの、" " 内は現地語のアルファベット表記、「 」内は日本語の意味。
注3:発音の中の、d,t,n,k,gなどは、ド、ト、ン、ク、グの口の形を作って、母音(ア、イ、ウ、エ、オ)を発音しないという意味。
注4:' は、その記号の後ろの文字を文の中で一番強く読むという意味。
注5:コゥなどの表記は、"u"が<オ>と<ウ>の中間の音なので、コと言ってから口をすぼめてウの形にするという意味。





